小玉オサムblog

うちのパグ犬の足に腫瘍ができました。
肥満細胞腫。

肥満だからなるわけじゃなくて、肥満細胞が腫瘍になったような話みたいで。
悪性らしいですが、
パグの場合、一気に悪くなって死んじゃう、
ということは少ないとネットに書いてありました。
今のところ、うちのパグもそれに当てはまるんじゃないか、
と勝手に予想しています。

右前脚の内側にできたので、すんなり切り取れるものではない。
手術をしても取り残しがあると、それをとるのはもっと難しくなる。
教科書的な対応では、断脚という処置もあるが、
多発的にいろいろな場所にできることも多いから、
脚を切ればいいという話でもない。

獣医さんから話を聞いて、泣きながら運転して帰ってきて、
家に帰ってネットで検索しまくって、
ぐったりしているこの数日。

とりあえずステロイドなど薬で小さくなるか様子を見る、
というのを一週間やっている最中です。
しかしもう六日たつのにちっとも小さくならない。
というより、ふくれていた真ん中に穴があいて、
透明っぽい汁で濡れている。
気持ち悪いというか、いやらしいというか、
そういう見た目になってます。

本人はいたって元気で、食欲はステロイドのせいでむしろ増している様子だし、
歩くのも平気らしい。
たまに舐めているようなので、昨日、袖を長くした服を作って着せてみた。
舐める頻度は減った感じだから、もう一、二着作って毎日着替えさせる予定。


ネットで調べたところ、
犬にはよくある腫瘍らしいけれど、治療方法はまだまだ発展途上らしい。
とれるだけとって放射線治療、というのが、
うちの犬のように四肢にできた場合にはいい様子だけれど、
放射線治療にもいろいろあって、メガボルテージというのがいいらしい。
しかし動物病院でメガボルテージの設備のあるところは日本に十もないんだとか。
たまたま関東に住んでいるから、
片道一時間ちょっとでつけそうな場所に何軒もあるとわかったんだけど、
なにしろ保険がないからすさまじい医療費がかかる。
一回放射線治療を受けると、なんやかやで十万くらいは飛んでいくのだとか。
それも、一回じゃすまないのが放射線治療というものらしく。

もちろん、何十万かかかっても、それで命が五年延びる、
と、わかっていれば安いものだけど(あ、安くはない。貯金が消える……)、
そういう話でもないみたいで……。

放射線治療だから副作用もあるし、
犬は動くから放射線当てる度に全身麻酔するんだとか。
パグみたいに鼻の短い犬は麻酔で死んじゃう子、多いと聞くし。
当然、病院に預ける時間が増えて、さびしかったりつらかったりするんだろうし。

とりあえず、あさって獣医さんに診せに行くので、
癌の専門家にも診てもらいたいんだけど？
と、相談するつもり。

どうでもいいけど、その獣医さん、
「出てこいや！」のプロレスラーを小振りにしたような印象の人で、
かなりタイプ。
臭い嗅ぎたい(アホ)……。




前にちょっと触れた、漁師の話、書き上がっているので、
次の更新でさわりを紹介する予定です。