暑い
退屈。ちなみにこのソファは捨てられてしまった……。
ちょっとびびっている
僕の小説をある程度読んでくれている人なら、
想像つくかと思いますが、
僕は精神的に、明るく朗らか、とは言えない人間です。
病んでいる、というところまでいったことはほとんどないかと思います。
でも、基本的に、根が暗い。
たとえば、この年まで生きてきたからには、
いい思い出もたくさんあるはずなのに、
よく思い返すのは嫌なことばかりで、
かつて味わった不愉快な思いだとか、悲しみだとか、怒りだとか、
いつまでも覚えていて、ちょくちょく思い返しては、
グチグチとそのことについて考える、
というか、
恨み節を唱えている……。
とくに、悲しい出来事に関しては、
繰り返し思いだして一人で泣いたり、
もだえたりしています。
さすがにこれだけ長い間、そういうことを繰り返す自分を見ていればわかるわけですが、
僕は自分で自分を哀れむというのがたぶん大好きなのであります。
悲しい思い出というのは、苦いけれど、どこか甘さもあって、
しゃぶってもしゃぶってもなくならない。
もちろん、思いだしている間は、けっこう本気でつらいのです。
泣けてくるだけならともかく、呼吸が苦しくなったりというのも、
以前はありました。
でも、
「自分はそれが好きでしているのだろうな」
と自覚したせいか、
少しはマシになったかな。
とにかく、面倒な性格。
十代の頃はまだなんにもわかっていなかったから、
とにかく毎日、悶々としてました。
持って行き場のない、怒りとか憎しみとか悲しみってやつですね。
青春ですね。
しかしその頃、
「自分はいったい何に対してこんなに怒りを感じているのか、悶々としているのか?」
そういうことを書くようにしたんです。
ノートとかに文字にして文章にして説明してみたんです。
すると、やっぱり頭が整理されて、気持ちがずっと落ち着くように。
そして、小説を書くようになると、
そうした内的な葛藤みたいなことを、
作品に反映させるようになりました。
いくつかの作品には、
自分の悲しい思い出などをそのままぶつけてしまったこともあります。
おかげで、ある程度、内にこもっていたエネルギーが「昇華」された感じもありました。
が、それを読まされた人たちには迷惑だったかも、とも思います。
小説を書く、ということに関しては、
まだまだあると思うので、
またそのうちに。
話変わって、
再び自作魂が燃えてます。
前回燃えた時には、チェンマイ旅行という目的があり、
旅行までにシャツを何枚か作ろうと頑張りました。
で、綿のシャツを三枚と鹿の子でポロシャツを作ったんですが、
がんばりすぎたせいもあり、
旅行から帰ってくるとミシンを見るのもイヤな感じに。
せっかくチェンマイで麻布をたっぷり買い込んできたのに、
まだ放置したままとなっております。
しかし先週から、ようやく火がつきまして。
といっても、シャツではなく、半ズボンから開始。
ズボンを作るのも初めてでして、図書館で借りてきた本を参考に、
ちょっと手を入れて。
なにしろメンズのズボンの本というのもの自体、
たぶんその一冊しかメジャーなものはなく、
それも発行されたのはかなり前のようで、
ズボンの股上がすんごく深いんですよ。
たしかに最近は股上深いズボンも流行ってるようですけど、
半ズボンだしねえ……。
なので、型紙写す時に股上を浅くして、
丈は流行のクロップドパンツ? っぽくしてみたりして。
膝のところにダーツも入れてみました。
ズボンってすんごく難しいのかな、と思っていたんですけど、
もちろん難しいんですが、シャツよりは楽だったかな……。
使った布がかっちりしてたせいもあるかと思いますが、
繊細すぎないところが気楽でした。
さっそくはいてますが、
初めて作ったものにしては自己満足にひたれる出来。
彼氏に「これ作ったんだよ」と見せると、
「もう買う必要ないねえ」と言われました。
でも、その前日、ユニ○ロのチラシに
「半ズボン980円」と書いてあったのを見ていたので
複雑な気持ちに……。
980円なら買った方が安いというか、はやいよね……。
しかし今週末はもう一本、半ズボンを作る予定。
今回は黒い麻の布を使って。
ちなみにこちらの布はチェンマイで買ってきたものでなく、
その前に買ってあったもの。
シャツにしようとネットで買ったのに、けっこう分厚くて、
上着とかズボンにしかできなそうなやつだったのです。
でも、黒い麻布でジャケット作っても、
犬の毛が目立つから普段着られないだろうし、
ということで、ズボンにしてみることに。
すでに裁断まではしてあるんですが、
もう、へなへなだからまともに切り出すこともできてない状態。
水通しまでは真面目にやったのに、アイロンかけずに無理矢理切ったりしたから。
というわけで、無理矢理仕上げるしかなさそう。
できあがっても透けちゃうかもしれない。
まあ、最悪、家着専用にしてもいいかと。
とにかく涼しいのは間違いないだろうということで。
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