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オシッコ画像。うつろな顔……。オヤジっぽい?
匂いを嗅いでます。よその犬がひっかけたおしっこ臭。
こちらは子ども時代。瞳が輝いてる!
最近はこういう顔してくれない。飼い主が悪いんでしょうか……。
ちなみに写っている手は彼氏の手です。
鍼灸学校を卒業した後、
ゲイ雑誌各誌に官能小説を送りつけまくり、生計が立てられるようになった。
それをどう家族に説明するのか、という話の続き。
説明はしなかったんですよ。結局。
それですんだのです。
なぜか。
ちょうどその頃だったと思いますが、何かの話の最中に、母に言われたことがあります。
「あんたは子どもの頃から変わっていたからね。変わり者になるって覚悟はしてたのよ」
……え?
自分でも驚きました。
まさか実の母からそんな風に思われてたなんて!
なんでだろ?
そう考えたら、あれ?と思いつきました。
両親が僕の子ども時代を振り返る時、ちょくちょく出てくるエピソード。
両親の財布からお金を盗みだし、いつも決まったところに隠していた。
まだ小学校に上がるかどうかの年で、万札を盗み出して一人で買い物に行っていた。
カエルをいじめたり、トンボの羽をむしったりが大好きだった。
……まあ、でも、こういうの、けっこうありがちだと思うんですよ。
ガキ大将なんかだったらみんなやってるでしょ?
ただ、僕の場合は内向的で、思春期に入ってからは、親や友人にも言えないような、
いろいろがありましたが……。
それから、たとえば、高校を計画的に中退して、
大検を受けて大学受験資格を取ったとか、
前回書きましたが、巻き込まれ式で参加したボランティア活動が、
メディアに取り上げられて騒がしかったとか。
(僕はその中心人物の世話を少しやいただけですが)
たぶん、鍼灸学校に行ったのも、母からしたら
「変わり者の証拠」に見えたんでしょうね。
たしかに、ごく普通の道はあまり通ってこなかったかも。
昔にさかのぼればさかのぼるほど、
「ろくな奴じゃなかったなあ」
と自分でも思います。
年取って、やっとまともになってきたんだなあ、と。
たぶん、……
たぶん、少しはまともになったかと……。
とにかく、もともと家族の中では、
「あいつは変わってるからねえ……」
みたいに思われてきたので、仕事や私生活が秘密だらけでも、
「まあ、しょうがない、変わり者だから……」
なんて判断されていたようです。
それに、うちは商売をやっていたので、
サラリーマン家庭とはいろんな点で、
考え方がそもそも違っていたのだと思います。
「自分で食う分を自分で稼いでくれれば、後は何やったっていいさ」
そんな風に思われていたんですかね……。
そういうわけで、専門学校を卒業してからの12年間、実家で家族と暮らしながら、
官能小説を書いてきたわけです。
肩身の狭い思いをするわけでも、
「怪しい奴」とさげすまれるわけでもなく、
まるでごく自然なことのように……。
ある意味、奇跡だと思います、自分でも。
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