一期一会
下田の海岸
砂漠みたい
遊覧船から。手に取れるほどそばで飛ぶ
こちらも遊覧船から。並んで飛んでる。かわいい
帰りに寄った観光牧場にいた友だち
キモい、かも……。
以前、年度ごとに掛け捨てのリゾート会員権を母親に買わせた、
という話を書きました。
で、その会員権についてきた無料宿泊券を使って、十月に予約を入れてあったんですけども、
父の脳梗塞でキャンセル。
で、父が退院しまして、激しく運動したり、ということ以外、なにしてもいいとのことで、
さっそく母が「それで、旅行に来週あたり連れてってもらう?」と持ち出したら、
「今はとてもそんな気分じゃない……」と父。
タバコも酒も禁止されて、しょげてまして。
(酒は退院したその夜から呑んでましたけど)
しかし翌週になったら、父の方から
「それで、旅行はどうなってるんだ?」
「おじん(うちでは父のことをみなおじんと呼ぶ)が行く気がしないって言ってたじゃないの」と母。
「こういう時こそ出かけた方がいいんだよ」
「そうですかはいはい……」
で、即予約を取りました。
二日後から三泊の予約。
ちょっと急すぎた感じもありましたけど、善は急げというか、
脳梗塞のことがまだ頭から離れないので、はやいとこ行った方がいいような気もして。
父だけのことじゃなく、母も、そして僕自身も、まあ誰でもですが、
いつ死んじゃうかわからないわけだから、
楽しいことはどんどん前倒しした方がいいかと。
前に書いたかもしれませんが、
こちらの無料宿泊券を使う場合、必ず夕食を注文しないといけない、というルールがありまして。
夕食、一人五千円以上するという豪華コース。
初日の夜は、まー、手の込んだものがたくさん出てきて、
味もけっこうおいしくて、五千円というのも、
使われてる素材を考えると、ちょっと高い内容ではあるけど、
高すぎるわけでもないな、という感想。
しかし、ああいう宿というのは、連泊するお客さんのことはあんまり想定してないようで。
二泊目、三泊目と、夕食の内容は加速度的にイマイチなものに……。
「五千円以上出してこれじゃ、ちょっとね」と僕。
「今度くる時は素泊まりにして、外で食べたいわ」と母。
「なんでもたくさん出せば豪華っていうのは、貧しい人の発想だ」と父。
貧乏一家三人がこんなこと言ってました……。
うちの家族、うるさいんですよ。
たとえ他に人がいても、味のうまいまずいをやたらはっきり言う人々。
ごくたまにですけど、塩加減とかあきらかにおかしかったり、
素材の鮮度があきらかに悪かったりすると、
会計の時にお店の人にそれを指摘するほど。
あんまり、しないですよね、そこまでのことは……。
別にグルメじゃないんですけどね。
普段はまったく高いもの食べないし(貧乏だから)、食べたことないものも多い。
でも、うるさい。
宿自体はやっぱりよかったですよ。
犬連れ専用だから、いろいろそろってるし、
うちの犬二匹、トイレの失敗はもうずっとないので、あまり緊張せずにすみ。
それに、毎週、実家と彼氏の家と行ったり来たりの生活なので、
新しい環境にも割とすぐに慣れるので。
三泊もあると、中二日でのんびり観光もできたし。
二日続けて遊覧船乗ったりしました。
で、まあ、楽しい気分で帰ってきて、実家で一泊して、
翌日、彼氏宅へ移動。
お土産の和菓子を食べさせたり。
まあ、普通の団地ライフだったんですけども、
その翌朝、事件が……。
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