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七年目の浮気 (ゲイカップルの一日) (2013/11/27) 小玉オサム 商品詳細を見る

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『七年目の浮気』

　三十代のカップルがホテルのプールで気だるく寝そべっている。七年続いた二人は旅先ではしゃぐこともない。バンコクにやってきたのは観光のためでも、買い物のためでもない。二人で現地の男を「調達」して事に及ぶためだった……。
　倦怠期にどっぷりとつかっている男同士のカップル。それぞれ好きにすればいいとは思っていても、浮気もできず、刺激を求め旅先での3Pを選ぶ。ずっと二人きりでしていたことを三人ですれば興奮もするが、公認とはいえ罪の意識を覚えてきて……。

　初出『バディ』。倦怠と官能を描いた短編小説。ゲイカップルの一日シリーズ第11弾。同シリーズ『新婚さんいらっしゃい』とリンクしていますが、どちらから読んでも問題ありません。どちらだけ読んでも問題ありません。


『三年後の魚屋さん』

　魚屋を営む主人公と年下の恋人が週末を共にしている。付き合い出してすでに三年経ち、すっかり馴染んだ仲だが、あっちの方はあいかわらず年下ペースで責められまくっている。クールでかわいい年下の彼氏に好きなようにされて、兄貴分の主人公はメロメロ。
　家事の合間にラブラブでエロエロ。台所、こたつなどで……。

　初出『バディ』。ゲイカップルの一日シリーズ第12弾の最終話。同シリーズ第一弾『魚屋さん』に登場した二人の三年後を、主人公を入れかえて書いてあります。順番どおりに読んでも、バラバラに読んでも問題はないと思います。





もしかしたら楽しみにしている方もいらっしゃるかもしれないので
姉の不倫劇場のその後ですが、
進展は不明です。

先週、一度、うちに姉がきたんですけど、
あえて僕の方からは彼の話には触れないでおいたのです。

いつもいつも「どうなったの？」「ケチな男」みたいな話を持ちかけても
しょうがないかな、と思って。

というか、誤解されると困るので申し上げると、
僕は姉の不倫とか金を貸したとか、そういう悪いイメージと、
姉の恋というものは別に考えていて、
はやく姉がその男と別れればいいとは単純に思えないのです。

たとえとんでもなく嫌な男が相手だとしても、
恋をする場合はあるわけで、
外から見て清算すべき事情が山盛りでも、
本人たちはちがう世界で生きているわけだから……。

現実と小説はちがうものではありますが、
僕は誘惑に弱い人、悪いことに惹かれる人、
ダメな人というものが嫌いじゃない。
むしろ、そういう人たちの味方でありたい、という気持ちもちょっとある。

どちらかといえば、僕もそちら側の人間だと思うので。
我ながらロマンチック表明……。


話を戻すと、
たまたまなんですが、
姉の旦那と例の彼氏ともう一人おじさんがいて、
以前は男三人でよく飲み歩いていたらしいんですが、
そのおじさんという人が死んだそうです。

姉も知っている人らしいので、
ちょっとショックを受けている模様。

これで、姉の旦那が姉と彼氏の不倫を知ったらどうなるのかな？
と想像すると、その修羅場、見てみたいような気もします。




唐突ですが久々に犬服を縫ったので。
彼氏の雄犬はかなりのイケメン。




顔がだいぶ白くなってきちゃったけど。