先週はまだ桜の花びらが。花吹雪の後。
もう一枚。
それから一週間できれいに消えました。
こちらは昔画像。日向で。
こちらも。今より顔が小さい。今は皮膚が垂れ下がってマス
前に、「最近、原稿を書くスピードがあがってきた」なんて得意げに書きましたが、
今は不調であります……。
痴漢をネタにした話を
配信専用の小説として書いているのですが、
メモ書いて、実際の原稿書いて、というところまでは
はやくあがったのです。
しかしその途中から、
「どうもこの話、まとまりがない……。というより、芯がないような」
いわゆる「魂の抜けた」というやつです。
メモはけっこうこまかく書いてしっかり準備したし、
とにかくいやらしい痴漢シーンの連続にしよう、
という当初の発想は悪くなかったと思うんですが……。
いつも、いったん書き上げると、
その後、誤字脱字やわかりにくいところがないか確認する作業をするんですが、
もう途中まで読んだところで、
これはひどい……、と。
で、この何日かその原稿をいじりまわしていたんですが、
それでやっと気づきました。
あー、この話、展開らしい展開がないんだなあ、と。
もう十八年も小説書いているのに、たまにこういうこと、やらかします。
起承転結ってやつがない……。
自分、話の作り方とか、描写とか、会話とか、そういうの、ひとに習ったことがなくて、
全部、自分なりにやってきただけなのです。
「小説の書き方」みたいな本を読んだり、教室に通ったりしたことがない。
基礎を知らないわけです。
「起承転結? そんなの意識しすぎるより、全体の流れでバランスがとれればなんでもいいじゃん」
基本のスタンスはこんなもんです。
それで、まあまあ、うまくいく。
そういうの、けっこう自慢に思っていたりもしたんですが、
こういう時には、
あー、結局のとこ、テキトーにやってきただけなんだよなあ。
だと思い知らされるわけでして。
しかしいまさらそんなこと悔やんだところで意味はないし、
これからもテキトーにやっていくつもりではありますが。
それしかできないし……。
とりあえずいじりまわしている内に、テーマは決まったので、
(テーマさえなかった……! 我ながらすごいことしてる……)
なんとか雰囲気をかえていくしかない。
しかしこういう微調整をあちこちしていると、
一から書き直した方がはやかった……、
みたいなことに。
やっぱり勢いも大事なんですよねー。
うまくいく時は、パッパパッパと飛ばして書いていても、
ちゃんと話がおさまっていく。
なのにダメな時は、時間がかかって丁寧に書いたはずなのに、
なんだかバラバラに。
まあ、なんとかします。
最終的には編集さんが採用かどうか決めることですし。
(丸投げともいう)
ちなみに原因はある程度わかってます。
趣味です。
洋裁に没頭しすぎていて、仕事中にも頭がそっちに行きがちに。
仕事を一番に考えて生活している間は、
実際にパソコンの前に座る時間以外も、
小説のことをちょろちょろと考えていたりするのです。
集中している証拠。
しかし僕が集中できるのは、一時期にひとつのことだけ。
あれもこれもまんべんなく、というのができない。
で、今は洋裁のことばかり。
あー、やっぱりダメ人間……。
(ダメでいいけど)
[C52] 管理人のみ閲覧できます