たぶんチェンライに行った時の写真。
犬のような、何か。かわいい。
同じくチェンライで。
民族資料館的な施設に付随したおみやげ屋さんで吊されていた、犬的な、かわいい木彫り。
たぶん目に怪我をした時の画像。ファンシーな背景はエリザベスカラー。
バンコクでもどこでもだいたいそうですが、
旅先でも、僕は仕事をします。
テキトーに起きたらまず朝食をすませ、
部屋に戻って原稿書き。
普段とだいたい同じ量をやって、
それから、ラウンジに電波が飛んでいる場合、
ラップトップを持ってメールチェックしに行って、
いつも見ているサイトを巡回して……。
(まるきり、家にいる時と同じ……)
その頃になると、もう昼近く。
どこか、今日のメインと決めた場所までまず出かけて、
その周辺でチェックしてあったお店でご飯。
メインと決めた場所、ですが……。
たとえば、
「あまり観光客の行かない寺院があって、穴場なんだよね、パワースポットなんだよね」
とか、
「現地の人しか相手にしない市場があってね、そこ、見て回るだけで面白いんだよね」
とか、
「きれいな公園があってさ、そこでのんびりすると癒されるんだよね」
だとか、
そんな風に言ってみたいところですが……。
言ってみたいだけで、実際には違います。
実際には……、
たとえば、
素敵なものがそろっていると評判の、
雑貨屋さん(つまり観光客しか行かない)。
品揃えのいいスーパー。
ぜひここで食べてみたい、と思った食事処。
(つまり食い気だけ)
こんな感じですね、僕にとってのメインの場所。
若い女の子か、おばさん同士の旅行で回るようなところばかり。
おじさんの一人旅なのに。
そして、そんな場所をちょっとだけうろちょろした後は、
バンコクだったら、足マッサージ。
その後、どこかでおやつを食べたりなんかして、夕方にはホテルに戻る。
なぜならば……、
カクテルタイムが待っているから。
クラブラウンジのカクテルタイム、好きなんですよ。
すごく図々しく、長居します。
しかしあまり飲める方でもないので、まあ、
ワインなり、ビールなり、カクテルなり、
せいぜい三杯か四杯程度飲んで、おつまみもらいながら、
ネットしたり(またか!)、
読書します。
念のために言っておきますが、本来、クラブラウンジのカクテルタイムというのは、
食事に出かける前に、食欲を増すために、軽く一杯ひっかけるためのもの。
長居するものじゃないですよね……。
しかし僕は長居します!
おつまみをいくつか食べてしまったりすると、お酒飲んでるせいもあって、
それで夕食はもういいか、という風にもなります。
(なのに少しもやせない……)
お酒が入って食欲もなくなった場合は、もう夕食に出かけることもせず、
部屋に戻り、読書。
せっかく旅行で来ているのに、昼食しかタイ料理食べないこともけっこうあるという……。
そして、アジア一の繁華街バンコクだというのに、夜遊びもしない。
興味もないし、面倒くさいから……。
もちろん、何か用があったり、
やっぱりちゃんと夕食食べようと出かけることもあるのです。
そんな時、たまたま繁華街近くを歩いたりすると、
タイ人の女の子を連れて楽しげに歩いている酔っぱらい白人軍団
(短パンにノースリーブTシャツなんかを着がちな、筋肉自慢の男たち)
に出くわして、
「男っぽい……」
とちょっとうっとりもします。
そういう、テストステロンあふれる男に弱いのです、僕。
だってそういう連中って、汗かきながら夜の町を練り歩いて、
お金で買った女の子の腰を抱いて、
やたらビールを飲んで、大声で笑いあったりして……。
「ステキ……」
シビレます。
しかし、そういうものを拝むためだけに出歩くのはやはり面倒。
どんなに好きでも、そのために努力するのはめんどうくさい……。
なので、たとえ夕食に出かけても、たいていはすぐにホテルの部屋に戻り、
のんびりしてます。
あー、旅好きな人が読んだら、
「こいつ、なんのために……?」
って思うでしょうねえ。
だけどこういうパターンが一番好きなんですよ。
きっと友だちとか家族とかと出かけていれば、
もっと違うこと、すると思うんですけど、
一人だと、ほんとにしたいことしか、しなくなる。
それが極楽。
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