上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- http://kodamaosamu.blog.2nt.com/tb.php/87-2435f9d3
トラックバック
姪バッグを見た母からリクエストされ、作製。
姪バッグより一回り小さくと言われ、型紙から作り直し
会社帰りに落ち合っておれのアパートへ行った。ドアを閉めるとすぐさま抱きよせて首筋に顔を埋めてしまう。あー、この人の匂いだと鼻鳴らしながら舌を出し、塩辛い肌を舐め回した。
「う、ああ……」
もみ合うようにして部屋の中に倒れ込み、襲いかかるようにキスをした。くちゃくちゃと舌を絡ませてから薄目開けると、小早川さんはうっとりした顔でされるがままだ。やっぱり渋い、かっこいい、セクシーだ。
「ん、あ?」
「じっとしててください」
スラックスとパンツを一緒に膝までずり下げてやった。はじめはそのまま脱がしてしまうつもりが、引っかかったところを見たら、なんかエロいのだ。窮屈な格好で、だけどおれにされるがままの小早川さんの姿にグッときた。こういう大人の男の人がこういう格好って……。
今夜は喪服じゃないけれど、スーツでも十分興奮させられる。
「縛られてるみたいだ」
「ちゃんと脱がした方がいいスか?」
「……どっちでも、好きにしてくれ」
そう言って小早川さんは目を逸らした。なんか想像させるものがあった。
「縛ったりとかも、そのうちやってみたいなあ」
半分ふざけて言ったのだ。だけど小早川さんは横を向いたまま低い声で、いいぞと言った。
「経験あるんスか?」
「なくもない」
ただいま発売中のGメン六月号から
『喪服の男たち』
が掲載されています。
前後編になっていて、今回さわりとして紹介しているのは
後編の冒頭ととなります。
五月下旬発売の七月号に掲載される予定です。
続きは本誌で読んでいただけたらうれしいです。
- http://kodamaosamu.blog.2nt.com/tb.php/87-2435f9d3
トラックバック
[C368] 管理人のみ閲覧できます