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『芝谷銀座商店街』『甘いワインで口直し ポルトガル酔いどれ紀行』配信開始



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『芝谷銀座商店街』

 芝谷銀座商店街は二車線道路を挟んだ全長七百メートルに及ぶ昔ながらの商店街だった。道の両脇には古ぼけたアーケードが続いているが、ところどころ新興のマンションに寸断され、統一感はない。軒下に並ぶ提灯には埃がかぶり、その下を歩く人影もまばらだった。

 商店街で八百屋を営む北野、その同級生である岩崎、愛川、後輩にあたる西沢、幼馴染であるこの四人をとりまく人間模様を描いた長編小説。西沢以外は結婚しているが、北野はヤリチンで男を見るとナンパせずにいられない。元はその北野に手を出され目覚めた岩崎は年若い恋人本多と不倫関係を持っている。愛川は唯一のノンケだったが、西沢は昔から想いを寄せていて、愛川の妻の死をきっかけに二人は関係を持つようになる。

 ゲイでありながら結婚し子供をもうけ、それでいてスケベ心を忘れない北野、ノンケとわかっていながら愛川に想いを寄せ、体の関係はできても心は寄り添えない無力感に苦しむ西沢、父から継いだ工場が順調で金は持っているが、家庭は崩壊寸前で、年若い恋人に振り回される岩崎、四人それぞれの問題が芝谷銀座商店街を舞台に絡まりあう。

 初出『サムソン』。六回連載を前後編の二回にわけ直しています。



『甘いワインで口直し ポルトガル酔いどれ紀行』

 定年を迎え、若い頃からの夢だった一人旅を楽しむおじさん主人公。今回の旅先はポルトガル。
 前回、初めての個人旅行をしたチェコのプラハではビール三昧の美食旅を楽しんだ主人公だが、より記憶に残るのは熟年ホテルマンに手ほどきを受けた男同士の性だった。旅先の恥はかき捨てと、日本では男への興味も消えていたが、古都ポルトで出会ったごま塩頭の野性味あふれる熟年男に迫られて再び……。
 『ビール天国! プラハ酔いどれ紀行』の続編。初出『豊満』。



『芝谷銀座商店街』は、書いている時はけっこう手こずった記憶があります。
半年かけて連載していたのに、あらかじめきっちり準備していたかというと、
当時はなんでも行き当たりばったりで書いている部分がありまして。

今ははじめから最後までかなり細かい筋立てを作ってから
本番の原稿を書くんですけど、
当時はちょっとしたメモのみで書いていたはず。

なので、今回、校正のために読み返す際には、
売り物にできないかもしれない……、
なんてこともちょっと考えていたんですが、
思っていたよりまとまっているような……。
たぶん……。

いずれにしても、
小説って書いている本人の評価はあてにならないもののようなので、
自信があってもなくても、とにかく読んでもらうしかないのかな、
と開き直って配信です。

ちなみに、自分の評価はあてにならないというのは、
前にも書いた気がしますが、
たとえば、自分では自信満々で、いいもの書けたかもー、
と喜んで編集さまに渡したら、
「ちょっとね……」と嫌がられたり、

反対に、自分では、
なんかテキトーなもん書いちゃったなあ、
と思いながらも、いちおう渡してみたら、
「いいねえ!」と喜ばれたり。

これ、読者さまの反応も同じで、
僕の感触とは比例しないものみたい。

いいような、悪いような話。


『酔いどれ紀行』はこれで終わりです。
まだもう一本くらいシリーズ書きたかった気がしますが、
いちおうお酒の話でもあるので、
次を書くとしたらウイスキー?
となるとアイルランドとかスコットランド?とか調べないといけなくなる。
『ビール天国』のプラハと『甘いワインで口直し』のポルトは
両方とも実際に旅行したことがあるので、
気楽に書けたんですけど。

それか、今度は日本国内の酒造を訪ねる旅にすればいいのか。
いつかその気になったら書き下ろします。








こちらにも注目です!
たくさんの小説、漫画、
エロい写真や動画も配信されてるので、ぜひ。

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小玉オサム

Author:小玉オサム
ゲイ雑誌各誌に小説を送りつけ続けて、22年。
白髪の目立つ43歳。鼻毛にも白いものを発見! 鼻くその話じゃないよ。

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