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弁護士 隈吉源三6『二人』



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Amazonキンドルストアにて配信開始しております。

この第六弾は隈吉シリーズとして最大の転換点となります。


校正のために自分で読み返していて、
こんなにはやくここまできていたのかと驚いています。
サムソンにのせてもらっていた時には、
年に一本か二本、という間隔で
隈吉シリーズを書いていたので、
この第六弾にたどり着くまでに、
第一弾から数えると四年か五年かかったはずなので、
十分長く書いたから、
そろそろ大きく変えてやろうと思って、
この展開に至ったわけですが、
いま読み返すと、せめてもう何本か後にすればよかった、
と思ったりします。

というか、どうしてあんな展開にしちゃったのかな、、
と後悔したり。

物語としてはあの展開で問題はなかったと思ってるんですが、
Kindleストアで自分で配信するようになって、
第一弾から校正のために読み返してきたら、
妙に愛着が湧いてきて、
この第六弾、そして第七弾の展開につらくなりました。

あの二人にはもっと幸せになってもらいたかったな、、、
と自分で書いておいて悔やんだり。
いま思うと、あの二人が養子をもらって子育てに奮闘したり、
そんな話も書いてみたかったような。
なんて、そんなんじゃポルノとして成り立たせるのが
さらに難しくなりそうですけども。

そういう、エッチな部分はなしの話でも、
コツコツ書いてアマゾンで発表、
という形ならできるんですよね。
でも、それじゃほとんどお金にならないか。
500ダウンロードくらいないと書いた甲斐がないかもしれない。
500ダウンロード……。
現状、遠い遠い目標であります。
それにそもそも、
エッチなしの小説じゃお金払って買うのもったいないですよね。
使えないし。
間をとって(これ大事)、少しだけ入れて書いてみようかな。
いつかそのうち。




僕の小説をある程度読んでいただいた方にはわかると思いますが、
僕の書くもののほとんどは少しさびしい、悲しい話です。
(明るい話も書きますけどね。)
好み、というのもありますが、
それが本当らしく感じられるから、
自然とそういう話が多くなってます。

夢を売る仕事、という言葉がありますが、
僕の場合は、夢をそのまま描く気にはあんまりなれない。
そういうのはそういうので好きなんですけど……。

自分勝手で嫌な奴に思えた男が実はすごくやさしい、
とか、
こんな日常的な場所で出会いがあった、
とか、
そういう点では夢を描いてますけど、

見た目いい男で
局部がすばらしくて
もうひとつの局部もすごく感じやすくて
性格も最高で明るくて
仕事もデキてお金持ってて、
そんな出来過ぎな男ばかり登場してみんな幸せ、
なんて話はやっぱり書けない。
というか、以前、その手の話を書きはじめて、
編集者様に渡したら、
「こういうのはやめた方がいい」
と言われたこともあります。
その時は、なんでだよー?と思ったりしましたが、
たしかにそんなの「小説」じゃないかも。

あらゆる点で素敵な男が出てくるなら、
その男がなにかしらの困難にぶつかるのが読みたいですよね。
そういうとこから見ると、
この隈吉シリーズはまさに狙い通りに書いた話であります。

主人公の隈吉は
短足デブで自分に自信が持てないノンケ男だけど、
デブ専的にはすごくそそるタイプで
やさしくて責任感が強くて
仕事に打ち込んでいる男らしい男。
食い気が強くて、性欲も強くて、
男に迫られても興奮して、
ノンケだったのがどんどんホモに。

それってデブ専の夢の存在だなー、と
作り上げたキャラクター。
それが事件に出くわして
精一杯がんばる話。

相棒の高山はもともとゲイで、
太り気味だけどハンサムで背が高くて
仕事ができて家が金持ちで
料理も家事もなんでも器用にこなせる。
隈吉にベタ惚れしている。
(だけど実は問題を抱えている)

この二人の組み合わせが自分でも気に入っていたんですけどね……。

なのにどうしてあんな展開にしちゃったのか。
しつこいですね。

長くなったのでもうやめます。

よかったらどうぞ。




またこちらでも小玉作品がたくさん配信されています。
もちろん他の作家さんの小説、漫画、
エロい画像など盛りだくさん。

fc2blog_201212261315319fc.jpg
ジーメンオフィシャルサイト

まずはのぞいてみてください。




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小玉オサム

Author:小玉オサム
ゲイ雑誌各誌に小説を送りつけ続けて、22年。
白髪の目立つ43歳。鼻毛にも白いものを発見! 鼻くその話じゃないよ。

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